自分ではどうにもならないくらい気持ちが不安定になった時、心療内科や精神科の病院を受診しようと思うことがあるかもしれません。
「自分ではどうにもならないくらい」というのは、心の限界がきている時だと思います。
そうなる前に、
受診しようか迷っているタイミングで、カウンセリングを受けることをおすすめします。
「このくらいはまだ大丈夫」
「まだやっていける」
と思っていても、心は疲れ果てていることがあります。
「今はまだ」
と思っているタイミングで、心の状態について振り返り、悪循環になるパターンをみつける。
カウンセリングで、
一人で悪循環を見つけるより、違った角度で問題を見つけ、自分についてよりよく知っていく時間を作るのもいいと思います。
もちろん、病院の受診か、カウンセリングかを選ぶ必要はありません。
心療内科や精神科の病院では薬を処方してもらえます。眠れない、不安がなくならない、気持ちが沈んでゆううつな状態が続いているなど、今のしんどい状況をどうにかしたい方は、病院に受診された方がいいと思います。
カウンセリングでは、薬の処方は出来ませんが、あなたの心の限界になった経緯や背景をうかがっていき、現状をどう変えていくか、そういう状態にならないようにするにはどうしたらいいかを一緒に考えていきます。
病院の受診や通院、薬による治療とあわせてカウンセリングをすることは、病気の再発予防に効果があることが実証されています。
心療内科や精神科に通院中の方も、カウンセリングをうけたい方は主治医の先生に相談してみてください。